大きく分けて【前期型】【中期型】【後期型】と呼ばれています。
【前期型】平成1年(1989年)10月~
【中期型】平成4年(1992年)8月~
【後期型】平成7年(1995年)1月~
【前期型】と【中期型】の大きな変更点
(これが全てではありません)
ランクル60よりランクル80は重く、重くなったことによる事への不評の改善が目立ちます。
平成4年 8月 (1992年) |
・ディスクブレーキを1インチ大きくすることで車重が重くなったことによるブレーキの不評を改善。
・これに伴い、ホイールも15インチから16インチへ変更、オーバーフェンダーのサイズも一回り大きくなります。
・「車体がブレる」という不評が多かったことにより、車高を1インチダウン。
・オートマの改良。(オーバードライブも搭載されます。)
・助手席側フェンダーに補助ミラーが装備されます。
・ハザードボタンの色が変わります。(アカ→クロ)
・シフトノブのデザインが若干変わります。
・VX-LTD&VX:センターコンソールにもう一段小物入れが装備、2段式に変更されます。(GXには付きません)
・VX-LTD&VX:オート点灯式のヘッドライトの装備が設置されます。
・シートベルトのデザイン変更&「受け」も前期はフロアに付いているのに対し、中期からはシートに付いています。
・LEDハイマウントストップランプが設置されます。
・ガソリンエンジンに関してはランクル60に搭載していた3F(4000cc)エンジンから1FZ(4500cc)エンジンへ変更。
ディーゼルエンジンはランクル80前期モデルから新開発のターボ付きの1HD-Tとターボ無しの1HZ。
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【中期型】の途中でも小変更があります。
平成5年 8月
(1993年) |
- ・エアコンガス R12→R134ノンフロンに変更。
- ・マスコットミラーの色がグレーにペイントされている→クロの素地に変更。
- ・ボディーカラーの変更。
- ・サンバイザーの表面にカードホルダーが設置。(鏡が少し大きくなります)
- ・時計のストップウォッチ機能の廃止。
- ・GXグレードが観音扉に変更(それまでは観音扉はSTDのみ)
- ・ガソリンモデルにもGXグレードが追加
- ・STDグレードの廃止
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【中期型】と【後期型】の大きな変更点(これが全てではありません)
バブリーで豪華装備だった【中期型】から、改良はしつつ、コストダウンも考えて作られた【後期型】
平成7年 1月 (1995年) |
・グリルの【TOYOTA】が【Tマーク】に変更。
・バンパーのメッキモールが無くなる。
・シートの生地の変更。
・カーペットの生地の変更。
・吊り布天井からパネル式の天井へ変更。
・インパネ周りも一新。
・助手席に運転席と同様のアシストグリップが設置されます。
・サンルーフのガラスが変わります。(強化熱反射ガラス→ただの強化ガラス)
サンルーフチルトダウン忘れアラームが中期までは付いていますが廃止されます
・ホイールの変更
センターキャップの色が違います&ナットが変わるので注意が必要です。
・エアフロ(吸い込む空気の量を調整)の改良、アイドリングが安定しやすいです。
・エンジンコンピューターが改良され、頭がよくなります。
・サスペンションアーム類が細くなります。(よく言うとスリム化。)
・セカンドスタートボタンの設置。
雪道など滑りやすい所で一気にタイヤが回らないようにします。
中期の場合は:パワーモードに入れて、セカンドレンジに入れるとセカンドホールド(2速から発進、3速にも上がりません。)
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【後期型】の中でもさらに小変更のあった平成8年(1996年)8月以降のモデルを【最終型】と呼んでいます。
【最終型】 |
・Wエアバック&ABSを標準装備。
・助手席の鍵穴も集中ロックに対応。
助手席の鍵穴から閉めても全てのドアの鍵が閉まります。
・オーディオ上部のドリンクホルダーの廃止、GXと同じカードホルダーに変更。
・GXグレードも4輪ディスクブレーキ標準設定へ
それまではGXはリア:ドラム式が標準。(ABSのオプション装備でディスクに変更)
・ノンターボのディーゼルのGXを除き、標準ボディー廃止
それまではGXはナローボディーが標準設定。
・サンルーフの雨漏り対策(土手ができます。)
・背面レス車両のリアエンブレム(トヨタマーク)の位置が変わります。
・背面付車両のスペアタイヤガイドが付きます。
有るのと無いのでは乗せやすさが違います。
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