ＮＯｘＰＭ法と各自治体の
ディーゼル車運行規制について
各自治体の条例は運行を規制するものです。
◎東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県共通の条例
◎大阪府の条例
◎兵庫県の条例
があります。
いずれも運行を規制するものですが、
東京は「通り過ぎるのもダメ」に対し、
大阪は「通り過ぎるのはＯＫ」だったり、
兵庫は「基本通り過ぎるのもダメだが、一部路線を通り過ぎるならＯＫ」など、
自治体により細かく違います。
自動車NOxPM法による車種規制
自動車NOxPM法による車種規制
| 排出規制物質 | 窒素酸化物（Noｘ） 粒子状物質（PM) |
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| 規制内容 | 排出基準に適合しない自動車について、対策域内で登録することを規制する。 | |
| 対象車種 | ■トラック ■バス ■特殊自動車（乗用車ベースはディーゼル車のみ） ■ディーゼル乗用車 |
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| 排出基準 | NOX | トラック・バス・特殊自動車（総重量３．５トン以下）、 乗用車→ガソリン車並みの排出基準 |
| トラック・バス・特殊自動車（総重量３．５トン以下）、 乗用車→ガソリン車並みの排出基準 |
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| PM | トラック・バス・特殊自動車（総重量３．５トン以下）、 乗用車→新短期規制の１／２の排出基準 |
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| トラック・バス・特殊自動車（総重量３．５トン以下）、 乗用車→ガソリン車並みの排出基準 |
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| 後付け装置による対応 | 国のNOｘPM低減装置評価制度により優良と評価された装置の装着により規制適合とみなす。 | |
| 規制開始時期 | 平成１４年１０月１日（新車） 平成１５年１０月１日（使用過程車） |
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| 猶予期間 | 原則として８から１２年 （車種によって異なる） 普通トラック ９年 小型トラック ８年 大型バス １２年 マイクロバス・特殊自動車 １０年 乗用車 ９年 |
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| 規制の担保手段 | 車検（猶予期間を超えると車検に通らなくなる） | |
| 罰則等 | 無車検での運行に対して６ヶ月以下の懲役又は３０万円以下の罰金（道路運送車両法） | |
条例によるディーゼル車運行規制
【東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県】
条例によるディーゼル車運行規制
【東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県】
| 排出規制物質 | 粒子状物質（PM) | |
| 規制内容 | 排出基準に適合しない自動車について、当該都県内を運行することを規制する。 | |
| 対象車種 | ■ディーゼル車のトラック ■ディーゼル車のバス ■ディーゼル車の特殊自動車 （乗用車ベースのものを除く） |
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| 排出基準 | NOX | - |
| PM | トラック・バス・特殊自動車 ●千葉県、神奈川県 →長期規制並の排出基準 ●東京都、埼玉県 →新短期規制並の排出基準 |
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| 後付け装置による対応 | 各都県が指定するPM低減装置の装着により規制適合とみなす | |
| 規制開始時期 | 平成15年10月1日 | |
| 猶予期間 | 車種によらず７年 普通トラック ７年 小型トラック ７年 大型バス ７年 マイクロバス・特殊自動車 ７年 |
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| 規制の担保手段 | 都職員による立ち入り検査や路上検査 | |
| 罰則等 | 運行責任者に対して運航禁止命令 命令違反に対して指名公表および５０万円以下の罰金 |
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条例による流入車規制【兵庫県】
条例による流入車規制【兵庫県】
※兵庫県は総重量8t未満の車両のみ対象（ランクルは対象外）
| 排出規制物質 | 窒素酸化物（Noｘ） 粒子状物質（PM) |
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| 規制内容 | 排出基準に適合しない自動車について、特別対策地域（阪神島南部地域）を運行することを規制する。（阪神高速湾岸線等一部路線は除外） | |
| 対象車種 | ■トラック ■バス ■特殊自動車（総重量８トン以上、作業系の用途に除外有） |
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| 排出基準 | NOX | - |
| トラック・バス・特殊自動車（総重量３．５トン以下）、 乗用車→ガソリン車並みの排出基準 |
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| PM | - | |
| トラック・バス・特殊自動車（総重量３．５トン以下）、 乗用車→ガソリン車並みの排出基準 |
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| 後付け装置による対応 | 国のNOｘPM低減装置評価制度により優良と評価された装置の装着により規制適合とみなす。 | |
| 規制開始時期 | 平成16年10月1日 | |
| 猶予期間 | 原則として１０から１３年（車種によって異なる） 普通トラック １０年 大型バス １３年 特殊自動車 １１年 |
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| 規制の担保手段 | 県職員による立ち入り検査や路上検査 荷主等への指導 |
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| 罰則等 | 使用者に対して措置命令 荷主等に対して勧告 措置命令違反、違反自動車の運行に対して２０万円以下の罰金 違反荷主等の公表 |
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条例による流入車規制【大阪府】
条例による流入車規制【大阪府】
※大阪府のディーゼル車流入規制は令和4年4月1日付で廃止となりました。
| 排出規制物質 | 窒素酸化物（Noｘ） 粒子状物質（PM) |
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| 規制内容 | 排出基準に適合しない自動車について、対策域内を発地又は着地とする運行を規制する。 | |
| 対象車種 | ■トラック ■バス ■特殊自動車（人の運送の用に供する乗車 定員１１人未満のものを除く。） |
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| 排出基準 | NOX | トラック・バス・特殊自動車（総重量３．５トン以下）、 乗用車→ガソリン車並みの排出基準 ※乗用車を除く |
| トラック・バス・特殊自動車（総重量３．５トン以下）、 乗用車→ガソリン車並みの排出基準 |
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| PM | トラック・バス・特殊自動車（総重量３．５トン以下）、 乗用車→新短期規制の１／２の排出基準 ※乗用車を除く |
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| トラック・バス・特殊自動車（総重量３．５トン以下）、 乗用車→ガソリン車並みの排出基準 |
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| 後付け装置による対応 | 国のNOｘPM低減装置評価制度により優良と評価された装置の装着により規制適合とみなす。 | |
| 規制開始時期 | 平成２１年１月１日 （特殊自動車は平成２１年１０月１日） |
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| 猶予期間 | 原則として８から１２年 （車種によって異なる） 普通トラック ９年 小型トラック ８年 大型バス １２年 マイクロバス・特殊自動車 １０年 乗用車 ９年 ※乗用車を除く |
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| 規制の担保手段 | 適合車等環章（ステッカー） 荷主等による適合車等の確認 府職員による立ち入り検査 |
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| 罰則等 | 運転者等に対して車種規制適合車等使用命令、命令違反に対して５０万円以下の罰金 荷主等に対して改善命令、、命令違反に対して２０万円以下の罰金 |
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