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TOYOTA LANDCRUISER60

ランクル60

最新の車には無い『魅力』がタップリ
「良さ」はもちろん「個性」も含めて好きになる
ランクル60

ランクル80

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ランクル60のエンジンと型式

ランクル60はエンジンと型式が多く複雑です。
エンジンと型式に沿って説明していきます。

ガソリン車の型式とエンジン

【FJ60V】2Fエンジン
【FJ61V】2Fエンジン
【FJ62V】3Fエンジン
【FJ62G】3F-Eエンジン(3Fのインジェクション付き)
の四種類。

2F  排気量4230cc
※自動車業界では排気量は切り上げという考えが一般的で、4300ccと表記している場合が多い。
 一部4200ccとも表記しています。


・最高出力:140/3600(ps/rpm)
・最大トルク:30.0/1800(kg/rpm)
・水冷の直列6気筒のOHVです。

もちろんキャブレター式です。
このエンジンには基本4速MTミッションが設定されていますが、
一部FJ61Vには5速MTも搭載されています。

ランクル40系にも使われていたF型エンジンをボアアップしたモデルのエンジン。
(正確にはランクル20系から40系、ランクル55系に採用されていたはF型エンジン3878cc。
ランクル55→56系にマイナーチェンジの際にボアアップして2Fエンジンとなりました。)
4速MTとの相性もとっても良く、トルクを感じて走れるとってもいいエンジンなんです。

慌ただしい現代ですが、この車を運転したら仕事を忘れてのんびりとした気持ちで運転できます♪♪
のんびりドライブがてらお買いものなんてのも最高ですよ~~!!!

“通好み”のこのエンジンは色々乗ってきている人だからこそ好む、そんなエンジンです。
ランクル60はアメリカでもカナリ人気がありますが、
そんなランクル60の中でもこの【2F】はダントツに人気があるんですよ~~~♪♪
3F  排気量3955cc
(通常表記は4000ccと表記します)
・最高出力:155/4200(ps/rpm)
・最大トルク:30.0/2200(kg/rpm)
・水冷の直列6気筒のOHVです。

キャブレター式の3Fとインジェクションの付いた3F-Eがあります。
3Fには5速MTミッションが搭載。

『トルクの2F』『レスポンスの3F』と言われ、
ディーゼル車っぽいトルク感を味わいたい人が好む2Fに対し、
ガソリン車らしい吹け上がりの良い、回転を上げて走りたい人は3Fが似合うと思います。

余談ですが・・・
昭和55年生まれ(ランクル60の登場した年と同じ)の私は、3F(30万キロオーバー)に乗っています。
19万キロの時に私の手元に来てから、かれこれ10万キロ以上乗っておりますが、
現在も日常の足として活躍してくれています。
3F-E  3Fのインジェクション付き
3Fのインジェクション付きですので、基本構造は同じです。
3F-Eエンジンの場合は、4速ATが搭載されます。
逆に言うと、『ATのキャブ』や『MTのインジェクション』は設定がありません。

基本構造は同じ、と書きましたが、キャブ式の車とインジェクションの車では、走りが全然違います。
やっぱりストレスなく走れるのがインジェクション。
『今日は調子がいいな』とか『今日はちょっとご機嫌斜めだな』とか、ちょっと人間っぽいのがキャブです。

“普通に乗りたい”方にはインジェクションがおススメ。
車は色々自分でカスタムしたい、など、“自分で色々やりたい車好き”な方にはキャブがおススメです。

※※キャブとインジェクションとの違いについてはこちらをご覧ください※※

ディーゼル車の型式とエンジン

【BJ60V】3Bエンジン
【BJ61V】3Bエンジン
【HJ60V】2Hエンジン
【HJ61V】12H-Tエンジン(2Hのターボ付き)
の四種類。

3B  排気量3431cc
(通常表記は3400または3500ccと記載しています)
・最高出力:98/3500(ps/rpm)
・最大トルク:23.0/2200(kg/rpm)
・水冷の直列4気筒のOHVです。

40系から引き継がれた、60系の中では唯一の4気筒エンジン。
昔からランクルを愛する人の中ではBJを好む人も少なくないんです。。
いわゆる“古いディーゼル車”独特の『ガラガラ音』と『振動』は古き良き四駆のエンジン、と言ったところでしょうか?
なかなか店頭で見かけることは少なくなってしまいましたが、
一度は味わっていただきたいエンジンです♪

のんびりと!おしゃれに!なんて色々楽しく走れますよ~♪♪

BJ60V→BJ61Vへと型式は変更されるがほぼ同じ。
BJ61Vとなって、4速MTから5速MTへと変更されるが、一部4速MTのBJ61Vも存在する。
2H  排気量は3980cc
(通常表記は4000ccと記載しています)
・最高出力:115/3500(ps/rpm)
・最大トルク:26.0/2400(kg/rpm)
・水冷の直列6気筒のOHVです。

3Bと比べるとカナリ静かになって、早くもなりました。
マニュアルであれば、普通に乗れます。ちょっと遅いけど・・・
ATだと、やっぱり遅いな・・・と思うと思います・・・
のんびりとした気持ちで楽しく乗りましょう♪♪

ターボ付きはグレードがVX
ターボ無しはグレードがGXかSTDの為、
よりクラシックなスタイルを好む方はコチラの2Hを好む方も少なくありません。
(グレードによる違いは下記にありますのでそちらをご覧ください)

トランスファーのファイナルギアはディーゼルは基本4.1ですが、
2HのATに限り4.556なんです。
ギア比が低く、スタートがいいんですよ~~!!
12H-T  2Hのターボ付き
2Hのターボ付きですので基本構造は2Hと同じです。

・最高出力:135/3500(ps/rpm)
・最大トルク:32.0/2000(kg/rpm)
・水冷の直列6気筒のOHVです。

【60系最速】との呼ぶ声が多いエンジン:ディーゼルターボ。
やっぱり早いです!
レスポンスもあり、吹け上がりも良く、そしてトルクもある。

特にマニュアルで乗るには最高のエンジンです♪♪
もしかしたら、80の1FZガソリンATをも上回る!?
そんないいエンジンなんですよ~~!!!
(もちろんディーゼルターボのATも、とても走りやすくて乗りやすいです。)

ガソリン車と比べると独特な匂いと振動はさすがにありますが、
ガソリンしか乗れない地区に乗っているスタッフの中でも、
どうにかしてでもディーゼルターボに乗りたい!と思っているスタッフも多いほど
ランクル好きにはかかせない!そんな1台です。。。