TOYOTA HIACE
ハイエースにはバン・ワゴン・コミューターと大きく分けて3種類あります。
ここでは200系ハイエースをベースに説明しています。
※バン・ワゴンの維持費比較についてはこちら※
ハイエースバンとは、ハイエースの貨物車であることを指します。
(貨物車のことをバンと呼びます)
ワゴンは乗用車、人を載せる車であるのに対し、バンは荷物を載せるための車です。
バンには3人乗り・5人乗り・6人乗り・9人乗りがあります。
ナンバープレートには1ナンバーと4ナンバーがあり、
1ナンバーは中型・大型貨物(ハイエースの場合は中型貨物)
4ナンバーは小型貨物
という違いです。
4ナンバーは1ナンバーに比べ維持費が安く、1ナンバーサイズまでの容量を必要としない場合は4ナンバーが好まれます。
4ナンバーは
・長さ 4.7m以下
・幅 1.7m以下
・高さ 2.0m以下
・排気量 2000cc以下(ディーゼル車は無制限)
上記が満たされている場合は4ナンバーで、1つでも超えると1ナンバーとなります。
ハイエースの場合、
・長さ ロング
・幅 ナロー(標準)
・高さ ロールーフ(標準)
上記の場合、4ナンバーとなります。
(ロングのナローでロールーフには2700ccガソリンの設定はありません)
(ロングのナローでロールーフはバンのみの設定でワゴンにはありません)
荷物を載せるための車がバンであることに対し、ハイエースワゴンとは人を乗せるための車です。
バンとは違い、人を載せて走るということを考えて作っているため、
シートや仕様が少し違います。
バン(貨物)は1ナンバー・4ナンバーであるのに対し、ワゴン(乗用)は3ナンバーとなります。
ハイエースの場合、4ナンバーサイズ(ロング・ナロー・ロールーフ)のワゴンは設定がないため、
5ナンバーという設定はありません。
(小型貨物が4ナンバー、小型乗用が5ナンバーです。規定の車枠などの条件は4ナンバーと5ナンバーは同じです)
ワゴンの場合、乗車定員は10人です。
(普通免許で運転可能です)
ハイエースコミューターとはハイエースの形をしたマイクロバスです。
バン(スーパーロング)とワゴン(グランドキャビン)と同じ外見ですが、
中身は14人乗りです。
ナンバーは2ナンバーとなり、普通免許では運転できません。