ディーラーさんなどでは既に告知がされていたのでご存知の方も多いと思いますが、遂にハイエース200系一部改良が発表となりました!
早速変更点について詳しく解説いたします。
<更新情報:早速入庫しました!>
ハイエース200系5型 マイナーチェンジではありません!
遂に5型へマイナーチェンジ!と期待した方も多いと思いますが、マイナーチェンジではなく一部改良となるようです。
マイナーチェンジでは無いようですので、4型としてもう少し続くようですね!
一部改良の変更点詳細はこちら
今回の一部改良では、
- ①安全装備の充実
- ②ディーゼルモデルのエンジン&ミッション(オートマ)変更
- ③セキュリティアラームの新設定
- ④外装色の変更
の4点となります。
一部のウェルキャブや幼稚園バスなどのモデルを除き、全てのグレードにおいて変更されます。
順番に下記でたっぷりと解説します!
①【安全装備充実】
トヨタセーフティーセンスP『TSS-P』標準装備
対抗車種、キャラバンでは既に自動ブレーキが搭載されており、ハイエースも追従する形でキャラバンを超える安全装備を搭載する事になりました。
ランクルやプラドでもお馴染みのTSS-Pがハイエースも一部を除き標準装着となります。
※ウェルキャブ(スーパーロング)、TECS車、特殊用途パッケージなど一部モデルでは装着されません。
※レスオプション可能
バンモデルも横滑り防止が装備されます
今までワゴンモデルのみの設定だった横滑り防止の装備(VSC/TRC/HAC/ESS)がバンモデルにも標準装備されます。
レーダークルーズコントロールは装備されません
TSS-Pが装備されているランクルやプラドなどの車両にはレーダークルーズコントロールがセット装着されていますので期待される方も多いかもしれませんが、残念ながら今回の新型ハイエースには装備されません。
DXグレードもS-GLと同じステアリング(ハンドル)、オプティトロンメーターへ
メーター内に安全装備のインジケーターが付く事により、メーターがオプティトロンメーターに統一。
また、ハンドルもS-GLと統一されます。
※ TSS-Pとは
Toyota Safety Sence P(トヨタセーフティーセンスP)の頭文字とをって命名されています。
簡単に言えば、充実した安全装備のパッケージングのようなイメージです。
ミリ波レーダーと単眼カメラの2つのカメラを用いて、下記に紹介する安全装備が揃ったパッケージがTSS-Pです。
※ミリ波レーダーはグリルの中など(車種により異なります)、単眼カメラはフロントガラス上部に装備されます。
ミリ波レーダーと単眼カメラの2つのカメラを併用する事で、クルマだけでなく歩行者も検知、被害を軽減します。
※ミリ波レーダーは探知距離が長いことが特徴で、高速域での検知に対応します。対する単眼カメラは物体の形や大きさを捉えられることが特徴で、道路の白線や対向車のライト、歩行者も認識できます。
走行中に白線を逸脱した場合、音や振動など(車種により異なります)によりドライバーにお知らせ、危険を軽減します。
※今回の新型ハイエースのLDAにはステアリング制御の機能は装備されません。
前を走る車両や対向車を検知して、ハイビームとロービームを自動で切り替えます。
新型ハイエース200系 VS 現行キャラバン 自動ブレーキ比較
新型ハイエース |
現行キャラバン |
||
PCS |
ミリ波レーダー |
〇 |
〇 |
単眼カメラ |
〇 |
× |
|
速度減量(対車両) |
約34km/h程度 |
約30km/h程度 |
|
歩行者検知 |
〇 |
× |
|
LDA(レーンディパーチャーアラート) |
〇 |
× |
|
AHB(オートマチックハイビーム) |
〇 |
× |
②【ディーゼル:エンジン・ミッションの変更】
AdBlue🄬(アドブルー🄬)採用のGD型ディーゼルターボ!
ハイラックスやプラドのクリーンディーゼルでも採用されている尿素水『AdBlue🄬(アドブルー🄬)』を採用したエンジンへ変更。さらにクリーンなディーゼルターボエンジンとなりました!
※ランクルプラドのクリーンディーゼルと同じ【1GD-FTV】エンジンです。
※AdBlue🄬(アドブルー🄬)はドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標です。
オートマミッションも『シーケンシャル付きの6速AT』へ変更
既にガソリンモデルではお馴染みのシーケンシャル付きの6速AT。
今回の変更でディーゼルモデルのオートマも変更となりました!
尿素水『AdBlue🄬(アドブルー🄬)』は定期的に補充が必要です
今回ハイエースの新型に採用されたエンジンは、排気ガス中のNOxを除去するために尿素水を使用しています。
※排気ガスに吹きかける事でNOxを除去しています。
尿素水は走行距離に応じて消耗する為、定期的に補充が必要です。
⇒尿素水『AdBlue🄬(アドブルー🄬)』補充方法など詳細はこちら
新型/旧型ハイエースとキャラバンのエンジン比較
旧型 |
新型 |
キャラバン |
|
排気量 |
3.0L |
2.8L |
2.5L |
出力 |
106kw |
111kw |
95kw |
トルク |
300Nm |
300Nm |
356Nm |
トランスミッション(オートマ) |
4AT |
6AT |
5AT |
燃費(km/L) |
11.4 |
旧型+約1km/L |
12.2 |
※燃費は当時のカタログ値
③【セキュリティアラームの新設定】
一部モデルを除き、全車セキュリティアラームが標準設定となります。
※幼児バスなど一部のイモビライザーが装着されないモデルはセキュリティアラームは装着されません。
④【外装色の一部変更】
ゴールドメタリック(593)が廃止され、ベージュメタリック(4R3)が新設定されます。
⑤ハイエースバン スーパーロングのディーゼルに4WDが復活!
スーパーロングのボディーのハイエースバンで4WDがいい!と言う場合は今まではガソリンしか選べませんでした。
今回の一部改良からディーゼルも復活しました!
【ハイエース生誕50周年記念】
モデリスタコンプリートカー『Relaxbace:リラクベース』登場!
グレーメタリック
|
ダークブルーマイカメタリック
|
ライトイエロー
|
※画像はtoyota.jpより引用
今年で生誕50周年を迎えたハイエース。
今回一部改良のタイミングで、モデリスタからレトロクラシックな印象のコンプリートカー『Relaxbace(リラクベース)』が発売されます。
50周年記念モデルは長い歴史を振り返るような、旧車をイメージしたレトロでクラシカルなスタイルとなっているようです。
(注)TSS-Pは装着できません
⇒ 生誕50周年を迎えるハイエース 歴史/歴代モデル一覧はこちら
価格は上がります!
これだけ装備が充実する事になりましたので、この価格差なら安全装備の装備は嬉しい!という方も多いのではないでしょうか。
日本国内でも自動ブレーキ搭載車両が増え、自己も減っているようですので、メーカーとしてもチカラを入れるのもわかりますね♪
主なモデルの新旧型、価格差 比較表(一部抜粋)
比較の為に、一部のモデルを抜粋してご紹介します。
|
旧モデル | 新型 | ||||
ワゴン |
グランドキャビン |
スーパーロング |
ガソリン |
2WD |
3,521,782 |
3,606,120 |
4WD |
3,826,145 |
3,910,680 |
||||
GL |
ワイド |
2WD |
2,964,109 |
3,048,840 |
||
4WD |
3,268,473 |
3,352,320 |
||||
DX |
ワイド |
2WD |
2,705,891 |
2,814,480 |
||
4WD |
3,010,255 |
3,119,040 |
||||
バン |
S-GL |
標準 |
ガソリン |
2WD |
2,856,109 |
2,974,320 |
ディーゼル |
2WD |
3,380,914 |
3,562,920 |
|||
4WD |
3,685,371 |
3,867,480 |
||||
ワイド |
ガソリン |
2WD |
3,117,273 |
3,234,600 |
||
4WD |
3,411,818 |
3,529,440 |
||||
ディーゼル |
2WD |
3,521,828 |
3,704,400 |
※価格はオプションや登録費用を含まない【車両本体のみ】の価格です。(消費税8% 込み価格)
flexdreamは既に先行オーダー多数、注文済み!!
もちろんflexdreamは先行オーダー開始直後に多数注文済みです。
生産開始は12月1日(金)となりますので、そのちょっと後には続々と入庫予定!!
一部改良後のハイエースがすぐ欲しい!!という方はお早めにflexdreamハイエース専門各店舗までお問い合わせください!
関連ページ
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参考